1週間のパフォーマンス
メゾン デルヴォーは皆さまを、パーソナルかつコラボレーティブで貴重な瞬間へとご招待いたします。現在にも通じる長い物語を紡ぎ出すこのインスタレーションをぜひご体験ください。皆さま自身がパフォーマンスの主役です。このプロジェクトの始まりは、1958年にブリュッセルで開かれた万国博覧会に遡ります。
第二次世界大戦後初めての開催となったこの万国博覧会は、未来に対するエネルギー、モダニティ、そして自信を、力強く創意豊かに表現する世界の象徴であり、メッセージでもありました。メゾンの視線は、現在、そしてデザインとクリエイションにおける重要な瞬間同士のつながりに向いていると同時に、それらを未来に投影し、感受性と好奇心に訴えかけます。
これらをすべて結びつける2つのシナリオとオーケストレーションを、ヴァンドーム広場番地のデルヴォーにて、「ブリヨン」とソール・スタインバーグを中心に公開いたします。
「ブリヨン」は、ブリュッセルでの万国博覧会を機に誕生しました。デザインのインスピレーションの一端ともなったフィリップス館は、ル・コルビュジエ、クセナキス、ヴァレーズという天才たちが、視覚、聴覚、触覚という感覚体験の創出のために共同で制作したものでした。
一方の「ブリヨン」はメゾンの象徴として、今もその旅を続けています。メゾンの歴史的な強みと改めて結びつき、ファッションとトレンドの概念を超越した「ブリヨン」は、現代のハンドバッグの発明者として、またレザーの建築家としてのデルヴォーのステータスを確立しました。現代的なつながりを定義し続けるクラシックとして「ブリヨン」は希少なバッグであり、これほどの多様性や表現といったものを体現できる唯一の存在です。
ソール・スタインバーグ
ブリュッセル万国博覧会のメインとなる作品、壁画『The Americans』を制作したのが、ソール・スタインバーグです。今回、メゾンは初めてこの作品を美術館の外で、つまり当初の目的に立ち返って、公開する事となります。万国博覧会の、アメリカ館のためにデザインされたこの重要な作品は、幅80メートル、高さ3メートル以上に及ぶモニュメントで、驚くべき発展へと踏み出し始める1960年代のアメリカとそこでの生活様式について物語り、問いただします。作品に取り入れられている遠近法、グラフィック、テクニック、そして広大なスケールは、驚くほど現代的な印象を保っています。
この再発見プロジェクトに関与できることはメゾンにとって大変光栄なことです。3枚のオリジナルの特大パネルの貸与に同意いただいたベルギー王立美術館とディレクターのキム・オースターリンクの格別かつ圧倒的に先駆的な姿勢に、この上ない謝意を表明します。
また、ソール・スタインバーグ財団にも、変わらない信頼と支援に感謝いたします。プロジェクトは全体で一つのパフォーマティブなインスタレーションとして、コントラストを織りなすと同時に、完璧な調和を披露します。
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「ブリヨン」、「パン」、「タンペート」
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